電話占いは時間や場所の制約を受けずに鑑定が受けられる便利なシステムです。占い店が営業していない深夜でも見てもらえますし、交通の便の悪い地方に住んでいても自宅に居ながら鑑定が受けられるのですから。でも「便利で手軽な分、電話占いできちんと鑑定ができるのだろうか」と疑う人がいるかもしれません。所属している占い師、霊能者の質は大丈夫なのか、面と向かって占うことができないのに相談者のことがわかるのか。この辺が電話占いに対して懐疑的な人が感じる問題の焦点なのではないでしょうか。
でも電話占いは霊感、霊視の場合、とても効果的な方法なのです。四柱推命や西洋占星術などその他の方法での電話占いに比べたら、はるかに有利だと言えるかもしれません。あるいは同じ霊感、霊視でも対面での占いよりも有利だと言える場合だってあるでしょう。霊感、霊視というのは言ってみれば波動のようなものです。そして電波や音もまた波動の一種です。だから相談者の霊的な情報や霊能者が送る気は、会話の声とともにきちんと送られています。余談ですが電話に限らすパソコンやラジオなど電子機器の類は、気や波動の影響を受けやすい物でもあるのです。だから磁場や気の乱れた場に置かれたコピー機やテレビが調子悪くなる、ラジオの番組の音の中に霊の声が混じっていた、などということが起きるのです。つまり霊感霊視の電話占いは、電話線を通じて霊的な部分までしっかりと相談者と繋がっているのです。だから顔が見えないことは問題ではないと言えるでしょう。また電話という手段を用いるからこそ、霊能者は聖別された最も霊感の働く場で鑑定ができるのです。個人経営の場合はともかく対面での鑑定ではこうはいかないのではないでしょうか。たとえば占い店だとブースは壁で仕切られているとはいえ鑑定をする声は漏れるし、逆に他の鑑定の声などノイズも多いのです。優秀な霊能者ならそういう中でもきちんと霊視はできますが、それでも集中するのに余計なエネルギーを使うことになるでしょう。
確かに電話占いで活動している霊能者の中には、対面で鑑定している占い師ほど有名になった人はいないようです。でもだからといって「電話占いの霊能者は、対面で鑑定している占い師に比べて劣る」と決めるのは早急すぎます。まず電話占いの霊能者は顔出しがNGという人が多いのです。また行列ができるなど、近隣の人たちにもはっきりとわかる現象も起こりません。つまりマスコミが取り上げて有名にすることがやりにくいだけなのです。むしろ鑑定を受けた人たちの口コミを見ると、有名占い師以上の力を持っている人たちが多いのではないかとさえ思われます。また電話占いで活動している霊能者たちもメディアで有名になることは望んでおらず、ユタやイタコなど自分の天分を守ったうえで「世のため人ために力になる」というスタンスで鑑定をしているようです。時間や場所の制約が少ないお手軽な電話占いですが、霊感霊視による占いは対面以上に質の高い鑑定を提供しているのです。