人は因縁(カルマ)によって同じような運命をたどりやすいものです。貴女にも何代か前に自分と同じカルマのために似た運命をたどったご先祖様がいるはずです。人は自分でも気づかぬうちに微量の波動を出しています。そして人は何度生まれ変わっても同じような波動を持ちやすいのです。自分の前世のルーツやカルマを知ることは人の生き方の指針となります。自分の前世や運命を知ることでやり残したこと、やらなければいけないことがわかってきます。つまり自分の生きる意味や使命がわかってくるのです。
霊能者は電話占いの中の霊視で、相談者の前世のカルマをリーディングして、ご相談者様の人生をより良い方向に導くお手伝いをしています。電話占い華雲の霊能者の元には、特に多くの恋愛相談が寄せられます。中には、前世についてご自身で調べて来られ、「自分の前世を知りたい」「前世から縁のある運命の相手と出逢いたい」「今世で結婚しよう、と前世で約束をした相手を見付けて欲しい」といった相談をされる方も多いです。そういったことを含め、前世のカルマが現世に影響しているのは、恋愛に関しても同じこと。霊能者が叶えてきた様々な愛の形を、ここでいくつかご紹介しましょう。
最初にご紹介するのは、兵庫県神戸市にお住まいの42歳のみちるさんです。
彼女は同僚との長年の不倫関係に悩んでご相談にいらっしゃいました。はじめにご挨拶を済ませると、まず私は彼女と同じ波動を持つ前世や守護霊の霊視をいたしました。案の定、同じように不倫関係に苦しんだ前世が見受けられました。そして不倫相手とその奥様とも、その前世で関わりがあったのです。前世では彼の妻はみちるさんでした。そして現世の奥様は前世では彼の愛人だったのです。みちるさんは前世で夫の不倫に悩む妻…つまり現世とは立場が逆転していたのです。愛する夫が他の女性と関係している、いくら言っても関係を絶とうとしない、それでも愛するがゆえに離婚はしたくない…いつもひとり涙を流していました。そのカルマが現世で彼に道ならぬ恋をして執着するゆえんだったのです。因果は巡ると申しますが、こういったことはけっこう多いのです。前世と現世では男女が変わっていたり、役割や立場が変わっていたりする場合もありますが、根本的な問題(この場合は不倫関係)は同じことが多いのです。したがってそれが解決されないとそのカルマは来世まで影響を及ぼし続けてしまうのです。
略奪愛というものは、どうしても誰かが傷つくものです。愛する気持ちや愛する人を自分だけのものにしたいという欲望が、絶対に満たされないのですから。この無念さはとても大きな力で、だからこそ未来にまで影響することがとても多いのです。霊視によってみちるさんたちのカルマが明らかになりましたので、その悪い連鎖を断ち切らないと来世にも同じ悲劇がくりかえされてしまいます。
そこで霊能者は、みちるさんに波動修正をとりおこないました。そして不倫相手の彼と彼の奥様にも。前世のカルマがこのお三方の関係を複雑で憎しみに満ちたものにしてしまっているのです。その波動を修正することによって、この辛い状況を明るい未来へ変えようと、霊能者は霊能力を送り込みました。前世ではみちるさんは愛する人を奪われた格好になっていました。ですから現世ではみちるさんと彼の縁結びをして、奥様には引いていただく形とさせていただきました。そして来世への連鎖を断ち切って、今度こそこのカルマを浄化させようと思ったのです。そこで彼と奥様に思い残すことなく縁切りができるよう、奥様に新しいお相手との縁結びの秘術をとりおこないました。霊視によって奥様の周囲からおすすめできるお相手をお探ししました。奥様もご主人の不倫問題に悩んでいらしたのは同様なようで、すんなりと新しいお相手との恋愛をはじめられました。そしてみちるさんと彼は晴れて人目を忍ぶ恋から解放されたのです。
波動修正を丁寧におこないましたので、もうカルマが彼らを悩ませることはないでしょう。みちるさんも彼も奥様も、それぞれがパートナーと幸せにお暮らしになっております。不倫関係のもつれから、相手を奪った奪われたという憎しみが芽生えてしまった彼らの状態ですが、奪ったのではなく真に愛した方と結ばれたという喜びの方が大きくなったので、負の連鎖を断ち切ることができました。プラスの感情が多いほど、ネガティブな波動から遠ざかることができます。彼らがそれぞれのパートナーと幸せな人生を歩めば歩むほど、そのカルマは盤石なものになるのです。現世が幸せであれば、それだけ良いカルマが生まれます。きっと彼らの来世にも好影響を及ぼしてくれるでしょう。
前世から続く不倫関係を清算するのは大変なことでしたが、その分結ばれた喜びは大きいもの。幸せな人生のお手伝いができて、霊視鑑定を行った霊能者にとっても思い出深い鑑定例だったようです。
もうひと方、別のご相談者の声を次回にご紹介致しましょう。
運命と前世のカルマ② を読む »