除霊・浄霊の実例~場や物に憑いた霊障~

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普段と変わらない毎日を送っていても、いつの間にか霊の影響を受けていることがあります。それがトラブルとして表面化してくるのが霊障です。これといった原因が思い当たらないのに体調不良になったり、誰もいないところで奇妙な音が聞こえたり、わかりやすい現象に見舞われるのはもちろん、人間関係の悪化や仕事面でのトラブルも、実は霊が引き起こしていることがあります。
なぜ、霊障が起きるのでしょうか。理由のひとつは、亡くなったのに成仏できない未成仏霊がいるからです。望まない死に方をした霊がこの世に未練を残し、霊障をもたらしているのです。また、亡くなった人の霊だけでなく、まだ生きている人間の嫉妬心などが生霊になって取り憑くこともあります。狐やヘビといった動物の霊の場合もあります。
霊障は誰もが受けるものとは限りません。ある程度、憑依されやすい体質の人がいて、霊は彼らの存在を敏感にキャッチし、取り憑いていくのです。憑依された人は霊が憑いていることに気づかず、肉体的、精神的トラブルをかかえたまま、毎日を送っていたりするのです。
では、霊障を取り除くにはどうすればよいのでしょう。代表的な方法が浄霊です。除霊も有効ですが霊を追い払うだけなので、また戻ってくる可能性があります。成仏できない霊を説き伏せて、霊界に送り届けることで霊障をしっかりと取り除くのが浄霊です。
浄霊は誰もができる術ではありません。やはり専門家である霊能者に頼むのが一般的です。霊能者にも浄霊が大変得意な人と、それほどでもない人がいます。霊障を受けている人に取り憑いている霊は一体とは限りません。数体、数十体の霊が取り憑いている場合も多々あります。また、その複数の霊のすべてが霊障を引き起こしているわけでもありません。ですから浄霊を行う霊能者は、様々な霊の存在を確認し、その中から原因となっている霊を突き止め、説き伏せる必要があります。まだ、あまり浄霊作業に慣れていない霊能者の場合、霊が死者の霊なのか、生霊なのか、動物霊なのか区別することも難しい場合があります。ですから、浄霊をお願いする場合は何人かの霊能者をあたって、信頼できる人を選ぶことです。
さて、霊と霊障、霊能者について簡単にお話しさせていただきましたが、実際にはどのようにして浄霊が行われるのでしょう。

ある女性、Aさんの話です。仕事も人間関係も順調な毎日を送っていたのに、ある時期から一転、不幸な出来事ばかりが起こるようになりました。両親に離婚話が持ち上がり、本人は会社でもめ事ばかりが起きる。しかも、Aさんにはほとんど非がない、誤解からのトラブルばかりです。飼っている犬も体調を崩しました。
あまりに次々と悪いことが続くので、知人が以前鑑定してもらい、的中率の高かった霊能者の人に相談することに決めたのです。電話占いによる遠隔鑑定です。霊能者はAさんと家族の人を霊視しました。 「今、住んでいる家には最近、家族で移ってこられたでしょう」
Aさんが話してもいないことを指摘してきました。しかし、その通りです。10か月前に家族で転居してきたのです。霊能者はそれを確認するとこう言いました。
「家に取り憑いている地縛霊の仕業です! 無念を抱いた地縛霊が霊障を起こしています」家が建っている場所で大昔に自殺した人がいると言います。恋人に裏切られた女性で、恨みを抱いて亡くなったので、今、家に取り憑いて特に人間関係のトラブルを引き起こしているのです。霊はとても暗い目をしています。霊能者はさっそく浄霊をすすめました。取り憑いている霊を呼び出して、祈祷を上げはじめました。霊と対話をして、家から離れるように説得していきます。そうして、少し経ってから、霊能者はAさんに「もう大丈夫です」と穏やかな声で告げました。
霊障の原因となっていた霊が成仏できたのです。この世に未練を残していた地縛霊が、苦しみから解放されたのです。
それからは嘘のように状況が好転。両親は元通り仲良くなり、ペットは元気な毎日を過ごしています。Aさんの仕事場でのトラブルもなくなりました。悪い出来事が起こらなくなっただけでなく、家の中にいても以前より気持ちが明るくなるそうです。「まるで何かポジティブなエネルギーに満たされているみたいです!」と嬉しそうな声です。
このAさんの場合は1度で浄霊が成功しましたが、霊の性質や数によっては、もっと回数が増えることもあります。霊能者のアドバイスをしっかり聞くことです。また、解決方法を知っておくだけでなく、霊に取り憑かれないために日頃から自分を磨くことも大事です。物事を前向きに考えて精神性を高め、憑依されない体質を目指しましょう。